早稲田大学応援部は本日12月18日をもちまして、平成29年度から平成30年度へ代交代いたします。
そちらに際しまして、リーダー4年生4名が部を代表してご挨拶申し上げます。
櫻井康裕
代表委員主将・稲穂祭実行委員長
4年間が終わりました。
やっている時は長く感じていましたが、今となって振り返ってみると短かったように感じます。
「人生楽ありゃ苦もあるさ」という歌がありますが、その通りの応援部人生でした。苦の方が多かったと思います。特に下級生時代は、頑張って、我慢して、耐えて、という場面が多かったと思います。
やめてやりたいと何度思ったか分かりませんが、わずかな喜びの為にここまでやれました。お世話になった上級生、支えてくれた下級生、体育会の仲間、応援部のコーチングスタッフの方々、稲門会の方々、色んな人に助けられて4年間を終えることができました。
やはり一番は同期のみんなです。良いときも悪い時も一緒でした。親や兄弟を選べないように、同期も選べません。しかし青春の時を共にした仲間はかけがえのない存在です。本当にありがとう。
この応援部という部活は何も考えずに、ただやめずに続けることはできますが、何でもやれるこの組織において何もせずにいるだけでは勿体無い。それだったらやめたほうがマシ。今まではそう思っていました。
しかし今となっては、応援部をやめる事が一番勿体無いのだと気づきました。後輩達には是非、応援部をやめずに最後までやり遂げて欲しいと思います。4年間続けることで意味がわかります。時間は限られています。どうか積極的に、能動的に行動して濃い時間を過ごしてください。
私達4年生にとって、この1年間は決して順風満帆ではありませんでした。しかし応援部を去った今、後輩達に、そして応援部に何か残せたのなら後悔はありません。
「過去は振り返らない!」と言い切れればかっこいいのですが、長いこの先の人生、時には早稲田で過ごした青春の日々を思い出して懐かしみたいと思います。帰れる場所があるということは幸せなことです。
たまたま応援席に入り、応援部を見て、衝撃を受け、いつの間にか始まった4年間。全てのことに感謝して締めくくりたいと思います。
本当にありがとうございました。
舟橋寛元
副将・リーダー主務・リーダー練習責任者・記録編集責任者
平成29年度、副将・リーダー主務・リーダー練習責任者・記録編集責任者を務めました、舟橋寛元です。
本年度、特に東京六大学野球秋季リーグ戦では非常に苦戦を強いられ、また、天候の悪い日が多くありましたが、それでも応援席に足を運んでくださった全ての方々に感謝申し上げます。
応援部生活を振り返ってみますと、一瞬一瞬は長く、辛いことが圧倒的に多かったですが、今思い返してみると、とても短く、また、最高の青春でした。
その中でも、本年度の5/28 (日)に行われた東京六大学野球の早慶第2回戦での盛り上がりは、今でも忘れることが出来ません。超満員に膨れ上がった明治神宮野球場の外野応援席で、選手・観客一体となって勝利の喜びを分かち合えた経験は、一生の財産です。その試合の7回裏の外野応援席指揮台上で聞いた「紺碧の空」は、私の4年間の応援部生活で一番盛り上がった「紺碧の空」だと思います。
本日12/18をもって我々早稲田大学応援部は新体制に移行いたしますが、我々早稲田大学応援部の下級生たちが、来年度以降も最高の応援部・応援席を作り上げてくれると確信しております。
特に、私の課した厳しい練習に耐え抜き、また、我々4年生の理想とする応援部・応援席を体現するべく、自分を犠牲にし、常に全力を尽くしてくれたリーダー下級生の23名には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当に素晴らしい下級生だったと胸を張って言うことが出来ます。
最後になりますが、お世話になった体育各部、観客の皆様、そしてコーチングスタッフ、その他関係者の皆様、全ての方々に厚く御礼申し上げます。
4年間どうもありがとうございました。
井上雄太
旗手・連盟常任委員・応援企画責任者
早稲田大学応援部に入るという高校時代からの夢を叶えることができ、応援部生活の中でも自分の見つけた目標通りに、やりたいことができました。
辛いこと、苦しいこと、嫌なことがたくさんありましたが、
日本一を目指して戦う体育会の選手たちを応援出来た瞬間だけは、本当に幸せな時間でしたし、最高の宝物です!
今まで応援させてもらった全ての体育会の先輩方、同期のみんな、後輩たち、本当にありがとうございました!
今日までの応援部生活に全く悔いはありません。後ろを振り返らず前だけを見て、また新しい夢に向かって、今まで以上に頑張っていきます!
田路進太郎
新人監督・学生誘導対策責任者
どうも、田路です。
本日をもって応援部を引退するわけですが、やりたいことは全てやり切りました。
1ミリたりとも悔いはありません。
明日からは、現役を優しく見守るOBになりたいと思います。
応援部の思い出は段ボールに詰め込んで、実家の押し入れにしまっておきます。
今までお世話になりました。
さいなら。