新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
そして、皆様、大変長らくお待たせいたしました。3月から始まったこの新歓リレーブログ企画もいよいよ最後です。
最後は本年度新人監督を務めます、リーダー4年の横田圭祐が書かせていただきます。新入生はもちろん、部員もぜひとも読んでいただけると嬉しいです。
迷ったら飛び込め
僕が入部した時から今に至るまで、何度も聞かれた質問があります。「なんで応援部に入ったの?」です。もう何十回、何百回と聞かれてきましたが、これに対する答えはいつも「最後は勢いで入りました」です。僕も最初は色んなサークルに入って、バイトして、勉強もちょっとはして、楽しい大学生活送るぞと思ってました。なんなら新入生の最初の方はサークルに入ってました。楽しかったです。けれど、せっかく入った早稲田で、何か早稲田らしいことをしたいという思いもあったことからいくつかの体育会も行ってみました。
その中の1つが応援部リーダーであり、初めてリーダーの上級生の方に会った時のことは今でもよく覚えています。その人はこれまで会ってきた大学の先輩の中で1番自信に満ち溢れた姿をしており、「何でこの人は大学生で学ラン着て、ほぼコスプレなのにこんなにも自信満々なんだ」と逆に惹きつけられました。しかし、応援部は厳しいと知っていたのであまり入部する気はありませんでした。
それでも何となく未練があった僕は、入部締め切り前日に改めて先輩と話しました。先輩を目の前にして入部するか否かをずっと悩んでいましたが、いつまでも悩んでもしょうがないと思い、勢いで「入ります」と言いました。
ここで応援部を気になっている新入生に伝えたいことは、最後は思い切って飛び込んで来い、ということ。たくさん迷って悩むのは良いけれど、「やっぱ辞めよう」って最初から思うのは簡単なこと。いつまでも悩んでても始まらないからこそ、1回勢いで飛び込んできて欲しいなと思います。
やらないよりもやる後悔、迷ってる人ほど応援部に来るべきだ!
人として成長出来る
ありきたりな言葉ですが、これは応援部に入ったら間違いないことなんです。応援部では楽しいことも大変なことも本当に色々な経験が出来ます。そして、そうした経験の中で多くの人と出会います。先輩、後輩、同期はもちろん、卒業したOBOG、応援部を応援してくれる多くの人々。1人の大学生としてこんなにも多くの経験と人に出会える場所は応援部以外にはないと思います。
僕は人が成長するためには周りの環境と出会う人がすごく大切だと思います。応援部なら嫌でもそうした機会がやってくる、控えめに言って最高じゃないですか。
早稲田に入ったからには、ただの早大生で4年間を過ごしてしまってはもったいないです。もちろん、サークルであったり、他に夢中になれるものを探すのも良いと思います。僕が言いたいのは、何かに熱くなれる4年間を過ごして欲しいということ。その「何か」の選択肢に応援部が入っていて、今このブログを見てくれている新入生こそ応援部に向いていると思います。
応援部に入って、1年後の自分を見たらきっと何かが変わっていると思います。間違いなくカッコいい人間になってますね。
まだ見ぬ新人たちへ
僕が新人監督という役職を目指した理由は様々あるのですが、僕が新人(応援部では1年生のことを新人と呼びます)だった時の当時の新人監督の存在が大きいのかなと思います。その人は本当に「背中で語る男」ならぬ「姿で語る男」って感じの人で、まだ右も左も分からない新人の僕たちに対してどんな時も熱い言葉を投げかけてくれました。時に優しく、時に厳しく、常に自分が1番頑張っている、楽しんでいる姿を見せてくれる人でした。僕は新人ながらにこんなにも人のために寄り添って、熱くなって、全力で向き合ってくれる人がいるのかと思いました。
けれども、自分が新人監督という立場になった今その気持ちがすごく分かります。なぜなら、無数にある早稲田のサークル・部活の中から応援部を選んで、きっと期待よりも不安の方が大きいはずなのに勇気を持って入ってきてくれた。そして、これから先の4年間を頑張ろうとしている、そんな新人たちに全力で応えようと、向き合おうとしないのは応援部員として失格だからです。だから僕はこの1年間で新人1人1人と全力で向き合い、新人全員から応援部を選んで間違いなかったと思ってもらうために頑張る所存です。
このブログを見てくれているまだ見ぬ新人たちへ、君たちが応援部を選んでくれたことを絶対に後悔させない。ぜひ応援部の門を叩いてほしい。
おわりに
このブログを書いていたら自分が新入生だった時のこと、そこから応援部に飛び込んだ時のこと、とにかくがむしゃらにやっていた新人の時のことなど色々と思い出して何だかうるっとしてしまいました。笑
でもそれはきっと、僕自身がそれほどまでにこの部活に熱く向き合ってきたからなのかなと思います。
ここまでの各段落を新入生へのメッセージでそれとなく締めてきたので、最後も新入生へのメッセージで締めたいと思います。
応援部で昔から言われている僕の1番大好きな言葉に「新人は部の宝」という言葉があります。読んで字の如く、応援部に入部してくれる君たちは部の宝です。途中で辛くなっても、投げ出したくなっても絶対に誰1人として見捨てません。80年以上の歴史と伝統を持つ早稲田大学応援部の未来を担う君たちと、一緒に活動出来る日を楽しみにしています。
こんなまとまりのない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。また、長きにわたり続いて参りました新歓リレーブログも今回で終了とさせていただきます。
この場を借りてこのリレーブログを企画してくれた新人監督補佐の4名とこのブログに協力してくれた同期、下級生にお礼をさせていただきます。どうもありがとう。
そして、ここまでのリレーブログをきっかけに新入生が1人でも多く入ってきてくれたら嬉しいです。応援部で待ってます。